解り易く拡大。
線が黒じゃないのは、仕上がりを柔らかくしたいからです。とか言いつつ、絵で黒をあまり使いたくないからです。
黒髪美人は別ですが!
そんな事より肌。
まずは、ベースになる色を鉛筆で塗る。
ブラシだとムラになって、背景が透けたりするんでそれを避けるため。
大まかに塗ったら余分なところを消す。
おでことか首筋とかはあえて残しておく。どんな感じに髪が塗りあがるのか未知数だし、 変に白く残ってあとで塗りたすのは面倒だから。
肌は見えなくても存在してるよーって塗ると影とかも入れやすいと、思ってる。
肌、とか言いつつそんな感じで全体的に配色する。
全体の印象で肌色変えたりするんでw
レイヤーはしっかり分けます。何があるか解んないので。
塗り終わったら、いったん白く塗りつぶす。
肌色のまま塗り進めるとものすごく厚塗りチックになっちゃうんで(汗
背景が黒いのは解りやすくするためで、自分で分かっていれば黒くする必要はないです。
今度はブラシでほわ〜っと塗ってきます。
使用ブラシは『ソフト円ブラシ』です。
大きさを変えるだけで基本的にコレを使うことが多いです。

画面左に光源があると考えて右側をちょいと濃い目に、目の周りや耳も凹んで陰るので気にしつつ塗り塗り。
髪の毛の色を表示しておけば、どこがもっと暗くなるか、とか意識するんであえて出します。
服類を消すのは、あまり色があるとどこ見て良いか解んなくなるからです。
新規レイヤーを出して、さっきよりも暗めの色で更に影を付けていきます。
消しゴムでボヤかしつつ、塗り進めていきます。
消しゴムもソフト円ブラシで揃えるとボヤっと感がキープ出来る気がしてます。
はみ出しとか気にしないで塗ります。
適当に塗ったら、レイヤーをいじります。
肌ベースのレイヤーを下、その上に影レイヤーがいます。
Altを押しながらマウスポインターを2つのレイヤーの間に持って行くと、ヤカンみたいなポインタに変わるのでそこでクリック。
すると、はみ出していた部分が見えなくなります。
クリッピングマスク、と言います。下になってるレイヤーが塗ってある所だけ表示できる、というパソならではの機能です。重宝してます。
ここで言うと影の方ですね、見えなくなった部分は見えないだけで存在します。
移動ツールで動かすと、微調整が出来るので片隅の隅っこ程度に覚えておいていいと思います。

というわけで、隠したり塗ったりして出来たのがこんな感じです。
他のところを塗ってて気になったら、好きなだけ弄ればいいと思ってます。